企画展 進化する信楽焼の「伝統」明治大学博物館

抹茶碗 奥田敬之助 作 1992年収集

名称:企画展 進化する信楽焼の「伝統」明治大学博物館
会期:2025年3月26日(水)~5月20日(火)
会場:明治大学博物館 特別展示室
開館時間:平日 10時00分~17時00分(入館は16時30分まで)
     土曜日 10時00分~16時00分(入館は15時30分まで)
休館日:日曜・祝日 ※4/29は休日授業実施日のため開館します
料金:無料
住所:〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1 アカデミーコモンB1
TEL:03-3296-4448
URL:明治大学博物館

手洗鉢 丸滋製陶 2024年収集
手洗鉢 丸滋製陶 2024年収集

2019~2024年にかけて実施した7次にわたる信楽焼(滋賀県)調査の成果をご紹介します。桃山時代のお茶道具や狸の置物が知られる信楽焼ですが、歴史的には実用品生産の有力産地として常に時代のニーズに沿って進化を続けてきました。その来歴を反映したバラエティ豊かな現代の信楽焼商品の特性と近年のトレンドを分析します。
《主な展示内容》 ※各タイトルは仮題です
伝統工芸信楽焼
穴窯で薪を焚いて焼成する、鎌倉・室町以来の技法である緋色素地にビードロ様の自然釉がかかった製品は、陶芸作家の作品として今日に連綿と継承されています。
デザインの再構成
古陶のイメージとは別な顔が…。信楽焼は斬新なデザイン開発の歴史を持ちます。江戸時代に導入された施釉技法や素地加飾などを再構成して現代的なデザインが生み出され続けています。
卸売商の動向
従来型の流通機構の衰退が言われる今日において、卸売商(問屋)は商品の中継にとどまらず、どのような機能を果たすようになったのか? 実はそうと知られず身近に出回る信楽焼の実態があります。
多様化する流通チャネル
消費地への出張販売やオンライン通販。また、ショールームへの来訪者の誘い。今日、メーカーによってさまざまな販路開拓の努力がなされています。
窯業試験場との連携
原材料の改良や製造技術の開発に加え、窯業技術試験場とメーカーの連携によって、社会的な要請に応じたさまざまな商品開発の試みがなされています。
デザイナーとの共同
かつては産地内に完結していた商品開発ですが、近年では工業デザイナーの参画が顕著です。信楽焼のメーカーとデザインオフィスが共同した“エッヂの効いた”商品とは?

スープ碗 古谷製陶所 2024年収集
スープ碗 古谷製陶所 2024年収集
信楽透器 冷酒器 卯山窯 2024年収集
信楽透器 冷酒器 卯山窯 2024年収集
抹茶碗 奥田敬之助 作 1992年収集
抹茶碗 奥田敬之助 作 1992年収集

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