「徹底解剖!浮世絵で見る江戸のライフスタイル―国貞・英泉・芳年の描いた『粋な』女たち」芦屋市立美術博物館

名称:「徹底解剖!浮世絵で見る江戸のライフスタイル―国貞・英泉・芳年の描いた『粋な』女たち」芦屋市立美術博物館
会期:2025年12月6日(土)~2026年2月8日(日)
会場:芦屋市立美術博物館
開館時間:10:00-17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(休日の場合は翌平日)
住所:〒659-0052 兵庫県芦屋市伊勢町12-25
TEL:0797-38-5432
URL:芦屋市立美術博物館

概要:
本展は浮世絵師・歌川国貞(のち三代豊国)、渓斎英泉、月岡芳年らによる作品を通じて、江戸の女性たちがまとっていた“粋”なライフスタイルを多角的に読み解く企画展である。彼女たちの日常、装い、振る舞い、娯楽といった生活文化が、鮮やかな色彩と洗練された構図で描き出され、江戸の女性像が持つ美意識や価値観を立体的に浮かび上がらせる。
国貞による町娘・遊女の艶やかな表現、英泉の叙情性豊かな美人画、そして芳年が見せるドラマティックな物語性と写実感。それぞれの画風の違いを通じて、江戸後期から明治にかけての女性像の変遷、時代の空気、文化の広がりを再発見できる内容となっている。
江戸の暮らしのリアルな息遣いを伝える典型的な浮世絵から、現代のファッション観やジェンダー観にも接続する視点まで、幅広い読み取りが可能な展覧会である。
作家略歴:
※主要出品作家の略歴要約
・歌川国貞(三代歌川豊国):江戸後期の人気浮世絵師。役者絵・美人画を得意とし、華麗な色彩と柔らかい表現で人気を博した。
・渓斎英泉:美人画で知られ、叙情的で艶やかな作風が特徴。北斎門下の系譜にも連なる。
・月岡芳年:幕末から明治にかけ活躍。「最後の浮世絵師」と称され、写実性と劇的構図が特徴。








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