名称:「東都遊覧〜北斎と巡る江戸の町〜」北斎館
会期:2023年4月1日(土)〜6月11日(日)
開館時間:午前9時から午後5時まで(最終入館は午後4時30分まで)
料金:大人1,000円 高校生500円 小中学生300円
休館日:会期中無休
会場:北斎館
住所:〒381-0201長野県上高井郡小布施町小布施485
TEL:026-247-5206
URL:北斎館
西の京都に対し、東に位置する江戸は「東都」とも称され、江戸時代には人口100万人を超える世界でも有数の巨大都市を形成していたことで知られています。およそ260年続いた江戸時代において、後期は特に町人文化が花開き栄えた時代でした。人々は変わりゆく四季を感じながら各地に点在する名所を巡り、また歌舞伎や相撲などの娯楽を楽しむ日々をおくりました。そしてそれらの様子は今日、浮世絵や書物などを通じて現代に伝わっています。
ある日、そんな町の様子を実際に見たくなったあなたは仏様にお願いをしました。すると眩い光とともに妙見菩薩様が現れ1日だけあなたの望みを叶えてくれたうえ、案内人も用意してくれることになりました。どうやら信者の中にちょっと変わり者だが江戸の町をよく知る人物がいるそうです。その人物の名は葛飾北斎。江戸時代を代表する浮世絵師であり、現代でも名前が知られる有名人が案内してくれると聞いたあなたはビックリ。ドキドキとワクワクを胸に秘め、あなたは時代を越えて北斎の待つ江戸の町にタイムスリップしたのです。
本展では「冨嶽三十六景」などの版画に描かれる色鮮やかな風景や『画本東都遊』などの版本にみられる名所の数々、人々を魅了した歌舞伎役者の姿など、北斎の作品とともに江戸の街並みや人々の生活の様子をご覧いただきます。ツアーガイドを務める北斎と一緒に人々で賑わう江戸の町をどうぞゆっくりとご見物ください。
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