「江里朋子截金展ーいま、截金の輝きをふたたびー」日本橋三越本店

作品番号:4 「截金飾筥 蒼光」 サイズ:約 10× 20× 7.5cm

名称:「江里朋子截金展ーいま、截金の輝きをふたたびー」日本橋三越本店
会期:2023年9月6日(水) ~ 2023年9月11日(月)
会場:本館6階美術 特選画廊 最終日午後5時終了
住所:〒103-8001 東京都中央区日本橋室町1-4-1
TEL: 03-3241-3311
URL: 日本橋三越本店

作品番号:2

「截金絲綢飾筥 皓光」

サイズ:18×14×4cm
作品番号:2 「截金絲綢飾筥 皓光」 サイズ:18×14×4cm

ごあいさつ
截金は6世紀ころに朝鮮半島の百済より仏教とともに伝えられたといわれています。
本来、不可視であった仏教は、ご仏像という、眼に見えるかたちを通して人びとのこころの中に伝わっていったのでしょう。
截金はそのご仏像を、さらに憧れと尊厳さをあらわすためにふさわしい荘厳技法として用いられてきたのかと思われます。
金色はほとけの内なる光りと輝きを醸し出しています。そしてさらに、より美しく厳かに、と創意工夫を積み重ね高められてまいりました。
その輝きは私の心を魅了してやみません。
往古より天変地異や疫癘などとともに、紛争、人間関係の軋轢など、辛い境遇におかれたとき、ひとびとは仏教を心の支えにして強く生き抜いて参りました。古の人々が救いを求めたこころは現代においても同じで、ここ数年間だけでも様々に降りかかってくる未曾有の出来事に出遭いますと、平和と豊かさの中で当たり前のように暮らしていた自分を思い知らされ、重なってまいります。
截金はわが国において、平安時代から鎌倉時代にかけて独自の発展を 見せています。
いま、ふたたび、精神性の高い往時の世界に少しでも近づきたいと、秘めた可能性を拓き、現代における截金の表現を模索しています。
この度、日本橋三越さまにて個展を開催させて戴けることになりました。
末筆ながら今展に際しまして玉稿を賜わりました外舘和子先生に心より 御礼申し上げます。
何卒ご高覧いただきまして、叱咤激励のお言葉を賜りましたら幸甚に存じます。
江里朋子

作品番号:1

「截金透塗硯箱 玉梓 玖」

サイズ:径18.3×4.6cm
作品番号:1 「截金透塗硯箱 玉梓 玖」 サイズ:径18.3×4.6cm
作品番号:4 「截金飾筥 蒼光」 サイズ:約 10× 20× 7.5cm
作品番号:4 「截金飾筥 蒼光」 サイズ:約 10× 20× 7.5cm

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