「芸術家たちの南仏―ピカソ、マティス、シャガールたちの楽園と逃避」ふくやま美術館

「芸術家たちの南仏―ピカソ、マティス、シャガールたちの楽園と逃避」ふくやま美術館

名称:「芸術家たちの南仏―ピカソ、マティス、シャガールたちの楽園と逃避」ふくやま美術館
会期:2023年10月7日(土)~2023年12月10日(日)
会場:ふくやま美術館
開館時間:9:30 〜 17:00
   12月1日、2日、8日、9日は19:00まで
休館日:月曜日
   10月9日は開館
   10月10日は休館
入場料:一般 1000円、高校生以下 無料
住所:〒720-0067広島県福山市西町2-4-3
TEL:084-932-2345 
URL:ふくやま美術館

「芸術家たちの南仏―ピカソ、マティス、シャガールたちの楽園と逃避」ふくやま美術館
「芸術家たちの南仏―ピカソ、マティス、シャガールたちの楽園と逃避」ふくやま美術館

地中海に面し、豊かな自然や歴史に富んだ南フランスは、20世紀を代表する巨匠パブロ・ピカソやアンリ・マティス、マルク・シャガールなど、多くの芸術家を惹きつけました。20世紀初頭には、フォーヴィスムやキュビスムなど、後の美術を大きく変える前衛的な試みがこの地でなされました。また陶芸など、土地に根ざした伝統的な技法を用いる職人たちとの共同作業により、新たなジャンルに挑んだ者たちもいました。一方で、第二次世界大戦中には、敵性外国人として収容所に入れられた人々や、他国への亡命を目指して南仏の港に集まった者たちがいたことも忘れてはなりません。戦禍でこの地に留まらざるを得なかった芸術家たちは、それぞれの苦難と対峙しながらも、この無二の出会いを互いに印象付けようとするかのように、共に制作に取り組みました。大戦後には、マティスのロザリオ礼拝堂など、終焉の地としてこの地に根を下ろした芸術家たちが、集大成ともいえる大仕事を手がけたことでも知られています。
本展では、20世紀の南仏における芸術家たちの交流、またそのまばゆい光の下で生み出された表現や技法に着目し、約30作家の多彩な作品と映像や写真など様々な関連資料、およそ150点により、南仏で生み出された芸術の多様性を紹介します。
アーティスト
パブロ・ピカソ、アンリ・マティス、マルク・シャガール 他

「芸術家たちの南仏―ピカソ、マティス、シャガールたちの楽園と逃避」ふくやま美術館
「芸術家たちの南仏―ピカソ、マティス、シャガールたちの楽園と逃避」ふくやま美術館
ピエール・ボナール《地中海の庭》1917-18年 ポーラ美術館蔵
ピエール・ボナール《地中海の庭》1917-18年 ポーラ美術館蔵
ポール・セザンヌ《マルセイユ湾、レスタック近郊のサンタンリ村を望む》
1877-79年 吉野石膏コレクション蔵(山形美術館に寄託)
ポール・セザンヌ《マルセイユ湾、レスタック近郊のサンタンリ村を望む》 1877-79年 吉野石膏コレクション蔵(山形美術館に寄託)
ポール・シニャック《サン=トロペ、グリモーの古城》1899年 静岡県立美術館蔵
ポール・シニャック《サン=トロペ、グリモーの古城》1899年 静岡県立美術館蔵
アンドレ・ドラン《コリウール港の小舟》1905年大阪中之島美術館蔵
ラウル・デュフィ《モーツァルト》1915年 ユニマットグループ蔵
ラウル・デュフィ《モーツァルト》1915年 ユニマットグループ蔵
ソニア・ドローネー《色彩のリズム》1953年 ふくやま美術館蔵
ソニア・ドローネー《色彩のリズム》1953年 ふくやま美術館蔵
アンリ・マティス《ピエロの埋葬》(『ジャズ』より)1947年刊 宇都宮美術館蔵
アンリ・マティス《ピエロの埋葬》(『ジャズ』より)1947年刊 宇都宮美術館蔵
アンリ・マティス《ピエロの埋葬》(『ジャズ』より)1947年刊 宇都宮美術館蔵
アンリ・マティス《ピエロの埋葬》(『ジャズ』より)1947年刊 宇都宮美術館蔵

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