名称:企画展「河鍋暁翠展 ―父・暁斎から娘へ、受け継がれた伝統―」一宮市三岸節子記念美術館
会期:2022年10月22日(土)~12月4日(日)
※10月22日(土)は正午から一般公開
※会期中に展示替えを予定
会場:2階 一般展示室・実習展示室
開催時間:午前9時から午後5時まで(入館は4時30分まで)
休館日:毎週月曜日、11月4日(金)、11月24日(木)
観覧料:一般1,000円、大高生500円、中学生以下無料
※コレクション展(常設展)観覧料を含む
※20名以上の団体は2割引
主催:一宮市三岸節子記念美術館、朝日新聞社
協力:公益財団法人 河鍋暁斎記念美術館
住所:〒494-0007愛知県一宮市小信中島字郷南3147-1
TEL:0586-63-2892
URL:一宮市三岸節子記念美術館
明治時代から昭和時代初期にかけて活躍した女流日本画家・河鍋暁翠(かわなべ きょうすい、1868-1935)。狩野派絵師でありながら浮世絵のほか、流派にとらわれない作品を描いた絵師・河鍋暁斎の娘である暁翠は、数え5歳の頃、父・暁斎から絵手本を手渡され、幼いころから絵を学びます。その後、暁斎の作品の彩色を任されるほどとなり、父の没後は仕事を引き継ぎ、暁斎の遺した未完の作品をも仕上げています。暁翠の流派は狩野派に留まらず、土佐・住吉派を吸収し、穏やかな美人画を代表とする上品で優美な作品世界を構築します。
これまで父・暁斎の名に隠れがちであった暁翠ですが、最近では、暁翠の活躍を描いた歴史小説『星落ちて、なお』(澤田瞳子著、2021年、文藝春秋)が第165回直木賞を受賞したことで注目が集まっています。
本展は、父の画技を受け継ぎながらひとりの日本画家として名を残した暁翠の作品を一堂に並べ、その画業の全貌を紹介する初の展覧会です。
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