名称:「新たな時代のエトランゼ─パリへ渡った日本人画家たち 1950-70s─」小杉放菴記念日光美術館
会期:2023年9月16日[土]~11月19日[日]
休館日:毎週月曜日(9月18日, 10月9日各祝日は開館し、その翌日を休館)
開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
会場:小杉放菴記念日光美術館 展示室
主催:公益財団法人 小杉放菴記念日光美術館/日光市/日光市教育委員会/下野新聞社
料金:料金=一般730(650)円、大学生510(460)円、高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体割引料金
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、日光市公共施設使用料免除カードの交付を受けた方とその付き添いの方1名は無料
※第3日曜日「家庭の日」(9月18日,10月15日,11月19日)は、大学生以下無料
※11月3日[金・祝]「文化の日」は無料開館
※日光市民は一般300円、大学生200円、高校生以下無料
住所:〒321-1431栃木県日光市山内2388-3
TEL:0288-50-1200
URL:小杉放菴記念日光美術館
明治時代以降、アカデミズムから前衛に至るまで、日本の洋画に計り知れない影響をもたらしてきたフランス。とりわけ首都・パリには、本場の美術を学ぶことを切望した日本人洋画家たちが集いました。
第二次世界大戦を経た1950年代から70年代、次世代を担う若き洋画家たちが続々とパリの地を踏みました。日光出身の入江観(1935-)は、1962年に渡仏し、フランス国立美術学校でモーリス・ブリアンションに師事。帰国後は、青空の下に広がる風景を描くことで独自の画風を確立します。そして、1970年には、小杉放菴を祖父に持つ小杉小二郎(1944-)も渡仏、長きにわたってパリに滞在し、静謐な心象風景を手がけてきました。
さらにこの時期、対象を解体し再構成して描く野見山暁治(1922-2023)や、後に平面性を強調した静物画を手がける笠井誠一(1932-)など、実に個性豊かな顔ぶれがパリに揃ったのでした。
本展は、1950年代から70年代にかけてパリを訪れた野見山暁治・赤堀尚・笠井誠一・進藤蕃・植田寛治・入江観・小杉小二郎の滞欧作を、その前後の作品と展観することにより、この地での学びが彼らの画業にどのようにして活かされたのかを探るとともに、個性豊かな画家たちに彩られた現代洋画史の再検証を試みるものです。
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