Akari Uragami 「Local ritual」Gallery&Souvenir LAID BUG

Akari Uragami 「Local ritual」Gallery&Souvenir LAID BUG

名称:Akari Uragami 「Local ritual」Gallery&Souvenir LAID BUG
会期:2023年11月17日(金)〜2023年12月16日(土)
開館時間:13:00 〜 20:00
オープニングパーティー:2023年11月17日(金) 17:00 から 19:00 まで
入場料:無料
会場:Gallery&Souvenir LAID BUG
住所:〒151-0071 東京都渋谷区本町6-21-4 本町スカイハウスB102
TEL:03-6721-1505
URL:Gallery&Souvenir LAID BUG

東京生まれの Akari Uragami は、現在鎌倉を拠点に制作活動をおこなっています。生物としての人間を探求し、布と自然素材を組 み合わせたソフトスカルプチャーや絵画を制作。自身の体験から得た感覚を客観的に観察し、人間のイメージを分解・再構築することで、 新たな角度から人間の姿や関わり方を認識することを試みています。
テキスタイルを用いて形作られるソフトスカルプチャーは、ロープで縛られることで隆起し、予測不可能な造形美を生み出します。「編む」「縫 う」「染める」といった手仕事で生まれた柔らかい造形物は人間の肉体を表し、縛っているロープは法律や文化など、私たちを形作るも のを表しています。拘束 / 固定、柔らかさ/ 硬さ、個人 / 社会といった、相反するものを共存させ、相互に関係しあう二面性を表出します。 鮮やかな色彩で彩られた絵画作品は、いきいきとした生命力に溢れ、観る者を引き込みます。様々に異なる色の集合体を観るとき、鑑 賞者は生命を俯瞰して捉えるAkari Uragami の目線に導かれます。私たちの身体、心、私たちの住む街、川の流れや木々の緑など、 あらゆるものは何かの集合体であり、集まって1つの景色を形作っています。そして、そのもの自身や関係性が絶えず移ろい続ける様子 を、表情豊かに描き出しています。
LAID BUGでの初めての個展となる今回は、大型作品1点を含む立体作品と絵画作品を展示・販売します。全絵画作品、また立体 作品は一部を除き日本初公開となります。タイトルの“Local ritual”は、人間にとってもっとも身近なフィールドを自分自身の身体として 捉え、自分と、自分の周りで発生する儀式を意味すると彼女は言います。「私たちの生活には儀式的な意味合いのあるものがたくさん あります。古くから根付いているものだったり、時には人との関わりや心の動き、行為の1つ1つに意味を感じたり、後から意味付けをし たりすることで、儀式的な節目や境目を作ることもあります。日常の中での無意識の祈りや赦しも意識しています」。
しなやかで力強い存在感を放つ Akari Uragami の作品は、鑑賞者に鮮烈なインパクトを残すでしょう。

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