「文房具―書斎を彩り、知を創る―」京都国立博物館

桐地松竹梅彩絵手筥硯 西村五雲・福井豊斎作 当館

名称:「文房具―書斎を彩り、知を創る―」京都国立博物館
会期:2024年1月2日(火)~ 2月4日(日)
会場:京都国立博物館 1F-6展示室
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日 ※ただし1月8日(月・祝)、2月12日(月・休)は開館、1月9日(火)休館
住所:〒605-0931京都府京都市東山区茶屋町527
TEL:075-541-1151
URL:京都国立博物館

かつての日本では筆、墨、硯、水滴、紙を綴じるために用いる錐や刀子などをまとめて箱にしまい、その箱を室内に飾り置きました。硯箱は教養人にとって文房具の基本であり、持ち主の知性やセンスを表すものとして美しく飾られました。あこがれの中国の故事、伊勢物語や源氏物語、文化を共有する人々のあいだで理解された画題はもちろん、素材や装飾技法、手触りや重さなどが工夫され、知的活動の現場で愛用されました。書物をしまう箪笥、料紙を入れる箱、手紙を差し出すための文箱、見台や机など、いにしえの文系ライフを彩った調度の数々をご堪能ください。

桐地松竹梅彩絵手筥硯 西村五雲・福井豊斎作 当館
桐地松竹梅彩絵手筥硯 西村五雲・福井豊斎作 当館

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る