修理完成記念 特集展示「泉穴師神社の神像」京都国立博物館

修理完成記念 特集展示「泉穴師神社の神像」京都国立博物館

名称:修理完成記念 特集展示「泉穴師神社の神像」京都国立博物館
会期:2024年1月2日(火)~2024年2月25日(日)
会場:京都国立博物館
展示室:平成知新館1F-1
時間:9:30~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日、1月9日(火)、2月13日(火)
   ※ただし1月8日(月・祝)、
   2月12日(月・振)は開館
観覧料:一般 700円
   大学生 350円
   ※本観覧料で当日の平成知新館の全展示を観覧できます
   ※大学生の方は学生証を要提示
   ※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料です(年齢のわかるものを要提示)
   ※キャンパスメンバーズ(含教職員)は、学生証または教職員証を提示で無料
   ※障害者手帳等(*)を提示の方とその介護者1名は、観覧料が無料
   *身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳、特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証
   ※学校の教育活動・総合学習等で、名品ギャラリーに小学生・中学生・高校生を引率する先生方は、無料
住所:〒605-0931京都府京都市東山区茶屋町527
TEL:075-541-1151
URL:京都国立博物館

重要文化財 男女神像(天忍穂耳命坐像・栲幡千々姫命坐像) 大阪・泉穴師神社蔵
重要文化財 男女神像(天忍穂耳命坐像・栲幡千々姫命坐像) 大阪・泉穴師神社蔵

大阪府泉大津市にある 泉穴師神社は、『延喜式』にもその名がみえる由緒ある神社です。同社には83軀の神像が伝えられており、平安時代から鎌倉時代に制作された 80軀は重要文化財に指定されています。80軀という神像数は、京都市上京区の大将軍八神社と並び、一神社で所蔵する重文神像数としては日本最多となります。
神像群は、経年により塵や埃が付着し、表面彩色の剥落、虫蝕・鼠害などによる損傷が進んでいたたため、令和元年(2019)から4年をかけて修理が行われました。本展では、修理の完成を記念し、重要文化財の神像のうち、約20軀を展示します。
仏像に比べて神像は公開されることが少ないため、制作背景や伝来がわからないことが多いのですが、人目に触れてこなかった分、制作された当時の姿や彩色をそのまま留めていることが多いと言えます。泉穴師神社の主祭神の男女二神は、神像群のなかで最も大きな像で、截金や彩色を施す美麗な文様が見どころです。
修理でよみがえった顔立ちや文様の美しさをご覧いただくのはもちろんのこと、文化財修理の技術の素晴らしさを感じていただければ幸いです。

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