小企画展「COLORFUL 画家の愛した色彩」鹿児島市立美術館

小企画展「COLORFUL 画家の愛した色彩」鹿児島市立美術館

名称:小企画展「COLORFUL 画家の愛した色彩」鹿児島市立美術館
会期:2024年1月30日(火)〜3月24日(日) 
会場:鹿児島市立美術館
観覧料金:一般300円
休館日:月曜日(2月12日は開館)、2月13日
住所:〒892-0853鹿児島県鹿児島市城山町4-36
TEL:099-224-340
URL:鹿児島市立美術館

小企画展「COLORFUL 画家の愛した色彩」鹿児島市立美術館
小企画展「COLORFUL 画家の愛した色彩」鹿児島市立美術館

モチーフ、構図、色彩、明暗、技法や材質の違いによるマチエール(絵肌)の質感…。画家たちは、様々な絵画の要素を組み合わせて、自身が描きたいテーマを表現する。数ある絵画作品の構成要素のなかでも、私たちの感情に直接うったえかける色彩は、大きな魅力のひとつと言えるだろう。
黒を「もっとも本質的な色彩」と考え、白黒の諧調の美しい石版画集を制作したオディロン・ルドン。グラン・フォン・ブランと称される、輝くような乳白色の下地によってパリの寵児となった藤田嗣治。エビハラ・ブルーと呼ばれる淡い青と白を基調とした雪景シリーズを描いた海老原喜之助。洗練されたグレーを基調に、シックでモダンな女性像を描いた東郷青児。自身の「性格色」である、黒、黄土、赤茶の3色にこだわった山口長男。「夢のような画面を作りたい」と、赤や紫を基調とした明るい色調を追求した海江田豊光。組み合わせによって見え方が変化する、色彩の相互作用を探求したジョセフ・アルバース。
本展では、色彩に独自のこだわりを持って制作した、7人の画家たちを紹介する。作品に表されたそれぞれの世界観を味わいながら、色彩に浸るひと時を楽しめる。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る