「顔は宇宙だ。」岡本太郎記念館

「顔は宇宙だ。」岡本太郎記念館

名称:「顔は宇宙だ。」岡本太郎記念館
開催期間:2021年7月14日(水)〜2021年11月14日(日)
開館時間:10時~17時(最終入場受付は16時30分)
休館日:火曜日(祝日の場合は開館)
住所:〒107-0062 東京都港区南青山6-1-19
TEL:03-3406-0801
URL:岡本太郎記念館

顔は宇宙だ。
顔は自であり、他であり、全体なのだ。
そのど真ん中に眼がある。それは宇宙と一体の交流の穴。
世界の美のあらゆる層に、なんとさまざまの顔があり、また眼があるのだろう。
まん丸い眼、とがったの、凹んだ穴ぼこ、あらゆる眼がにらみ、
挑みあい、絶対をたしかめあう。
ひとつの顔の宇宙のなかに、また無限の顔、そして眼玉が光っている。
言いようのない実在感をもって。
―岡本太郎―

顔は宇宙であり、眼は交流の穴である。
そう考える岡本太郎にとって、顔は特別なモチーフでした。
じっさいどの作品を見ても、そこにはかならず顔があり、眼があります。
太郎が描いたのが “宇宙”であり、“いのち”だったからです。
画面いっぱいにひろがってさまざまな表情を見せる顔。
生命力をたぎらせながらこちらを睨むギョロっとした眼。
本展では、岡本芸術とぼくたちをつなぐ大切な回路である「顔」に焦点をあて、
太郎が生涯にわたって描きつづけた多彩な顔をご覧いただきます。
岡本太郎記念館館長 平野暁臣

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