「マチに穴があいている」Up & Coming

「マチに穴があいている」Up & Coming

名称:「マチに穴があいている」Up & Coming
会期:2024年11月18日(月)〜2024年12月20日(金)
会場:Up & Coming
開館時間:12:00 〜 19:00
金曜日・土曜日は20:00まで
休館日:火曜日
入場料:無料
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-42-18
URL:Up & Coming

インターネットの普及はもう四半世紀以上も前の出来事で既に遠い過去の話であり、今日のわたしたちが暮らす都市では大量の情報やイメージが飛び交い、環境は様々な規模や形状から急速に変化をし続けています。歴史や文化も新たな事実を蓄えながら日々更新を繰り返しており、私たちは必死に何かの背中を見失わないよう追いかけるように生活を送っています。そんな環境下でも、真新しい変化を遂げることもなくひっそりと佇んでいる風景には、都市の変化のスピードとは裏腹にゆっくりと成熟し続けてきたアイデンティティが存在します。そこは、私たちが立ち戻って遠い先のことを眺められる貴重な居場所であり、故にこれまで私たちは何もないように感じる風景や生活の中にも “形” を見出せると信じて制作を続けてこられたのだと思います。
本展示では、現代の都市や生活の中に存在する“中間のもの、空虚なもの、沈黙しているもの、抑圧されているもの、目に見えないもの” などといったそれぞれの視点を「マチの穴」という言葉で示し、文化的背景や芸術的実践、社会的な生い立ちなど全く異なる7人のアーティストたちが、既存の環境における潜在的な可能性から得た制作要因を作品によって示すことで、新たな都市(マチ)との向き合い方を改めて問う機会をつくります。
アーティスト
伊藤健太、Onree、倉知朋之介、Nathan Tan、速水一樹、Hans Chew、東山真蔵

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 特別展「鳥 ~ゲノム解析で解き明かす新しい鳥類の系統~」国立科学博物館
  2. 特別企画展「源氏物語とみやび」佐野市立吉澤記念美術館
  3. 「没後30年・ドアノーの愛したパリ ROBERT DOISNEAU展」何必館・京都現代美術館
ページ上部へ戻る