元寇750年特別企画展『蒙古襲来絵詞のリアル -海底に残された元寇-』宇城市不知火美術館

元寇750年特別企画展『蒙古襲来絵詞のリアル -海底に残された元寇-』宇城市不知火美術館

名称:元寇750年特別企画展『蒙古襲来絵詞のリアル -海底に残された元寇-』宇城市不知火美術館
会期:2024年12月15日(日)〜2025年1月26日(日) 
会場:宇城市不知火美術館
観覧料金:無料
休館日:会期中無休
住所:〒869-0552 熊本県宇城市不知火町高良2352
TEL:0964-32-6222
URL:宇城市不知火美術館

鎌倉時代に元(モンゴル帝国)が日本に2度侵攻した出来事、元寇(げんこう)。2024年は当時の日本を揺るがしたこの出来事から750年にあたる。
元寇の際に先陣を切って功績をおさめ、その後当時の様子を唯一現在に伝える国宝「蒙古襲来絵詞(もうこしゅうらいえことば)」を残した竹崎季長(たけざき すえなが)のゆかりの地が、現在の宇城市にある。季長は、元寇の戦いで恩賞として肥後国海東郷(ひごのくにかいとうごう:現在の宇城市小川町海東地区)の地頭(じとう)に任命され、所領の統治・発展にも貢献した。
季長が作った「蒙古襲来絵詞」(国宝)には、元寇での戦いの様子が描かれており、元寇における唯一の視覚資料として知られている。絵詞には、鷹島(たかしま:長崎県松浦市)沖での元軍との海戦も描かれており、鷹島沖の海底からは、絵詞に描かれたものとまったく同じ船が発見された。蒙古襲来絵詞に描かれていたことは、実際に季長が見た景色であることがわかったのだ。
本展では、蒙古襲来絵詞(複製品)と、鷹島海底遺跡から実際に出土した元軍船の部材、積載品を展示し、季長の見た景色(リアル)を紹介する。

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