「戦後80年 石井柏亭 えがくよろこび」松本市美術館
- 2025/9/9
- 長野県
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名称:「戦後80年 石井柏亭 えがくよろこび」松本市美術館
会期:2025年10月11日(土)〜2025年12月7日(日)
会場:松本市美術館
開館時間:9:00 〜 17:00
休館日:月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
入場料:一般 1500円、大学生 1000円、高校生以下・障がい者手帳提示と付き添い1名 無料
住所:〒390-0811 長野県松本市中央4-2-22
TEL:0263-39-7400
URL:松本市美術館

明治末から昭和期にかけて活躍した画家・石井柏亭。
東京に生まれた柏亭は、幼い頃から父・鼎湖に日本画を習い、16歳で洋画家・浅井忠に師事すると本格的に画家としての道を歩み始めます。太平洋画会や文展で早くから才能を認められ、やがて中央画壇の中心的存在として活躍。雑誌『方寸』の創刊や、二科会、一水会の設立にも携わり、日本の近代美術の発展に大きな足跡を残しました。
1945年3月、柏亭の姿は疎開先の松本にありました。東京大空襲により自宅とアトリエは全焼し、家財や作品など多くを失いますが、信州の雄大な自然に背を押され、絵筆を動かし続けます。さらに、若い画家たちへの指導や美術団体の結成にも力を注ぎ、戦後の信州美術の再興と発展に尽力しました。
柏亭が松本に疎開してから80年。本展では初期から晩年までの代表作に加え、信州ゆかりの作品・資料を通して、その多彩な画業と地方美術に向けたまなざしをご紹介します。








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