「ああ これはなんという美しい憂鬱だろう ムットーニのからくり文学館」 萩原朔太郎記念・水と緑と詩のまち 前橋文学館

「風船乗りの夢」2020年 前橋文学館蔵 荻原朔太郎「風船乗りの夢」より

名称:「ああ これはなんという美しい憂鬱だろう ムットーニのからくり文学館」 萩原朔太郎記念・水と緑と詩のまち 前橋文学館
会期:2021年10月09日(土) ~ 2022年01月16日(日)
時間:9時~17時(最終入館は16時30分まで)
会場:2階展示室、3階オープンギャラリー
観覧料:一般500円 (高校生以下無料、障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名無料)。朔太郎展示室もご覧になれます。
住所:〒371-0022群馬県前橋市千代田町3-12-10
TEL:027-235-8011
URL:萩原朔太郎記念・水と緑と詩のまち 前橋文学館

「殺人事件」2018年 前橋文学館蔵 荻原朔太郎「殺人事件」より
「殺人事件」2018年 前橋文学館蔵 荻原朔太郎「殺人事件」より
「アンダー・ザ・ウッズ」2021年 作家象 萩原朔太郎「恐ろしく憂鬱なる」より
「アンダー・ザ・ウッズ」2021年 作家象 萩原朔太郎「恐ろしく憂鬱なる」より
作家ポートレート
作家ポートレート
「ワルツ・オン・ザ・シー」2006年 個人蔵
「ワルツ・オン・ザ・シー」2006年 個人蔵
「ギフト・フロム・ダディ」2007年 個人蔵
「ギフト・フロム・ダディ」2007年 個人蔵
「カンターテ・ドミノ」2005年 作家蔵
「カンターテ・ドミノ」2005年 作家蔵
「猫町2004」2004年 作家蔵 荻原朔太郎『猫町』より
「猫町2004」2004年 作家蔵 荻原朔太郎『猫町』より

自動からくり人形作家のムットーニこと武藤政彦。人形と機械装置、光と闇、音楽と語りなどを織り交ぜ、繰り広げられる束の間の幻想の物語。数分間に凝縮された独自の世界観を表現するその作品は、唯一無二のものとして多くの人々を魅了してきました。
 萩原朔太郎の詩作品を愛するムットーニは、「猫町」「題のない歌」「シグナル・メモリー」(漂泊者の歌)「殺人事件」「風船乗りの夢」と、これまで数々の詩や小説を独自の解釈で作品化しています。そして今回、萩原朔太郎の詩作品「恐ろしく憂鬱なる」からインスピレーションを受けた新作「アンダー・ザ・ウッズ」を初公開します。
 このほか、オリジナル作品として「カンターテ・ドミノ」「ギフト・フロム・ダディ」などを一挙紹介。作品制作の裏側を垣間見られる作品設計図、アトリエパーツや朔太郎の直筆原稿もあわせて展示します。
 美しく怪しく、漆黒と黄金に彩られたムットーニのイマジネーションワールドをどうぞお楽しみください。

「風船乗りの夢」2020年 前橋文学館蔵 荻原朔太郎「風船乗りの夢」より
「風船乗りの夢」2020年 前橋文学館蔵 荻原朔太郎「風船乗りの夢」より

ムットーニ(武藤政彦)
1956年神奈川県横浜市に生まれる。1979年創形美術学校研究科修了。1980年代半ばより、油彩画と並行し立体作品の制作を始める。音と光と人形達の織りなす幻想的な作品世界が高い評価を受け、全国で大規模なイベントを開催。近年の主な展覧会に「蜘蛛の糸」(2016年、豊田市美術館、愛知)、「ムットーニ・パラダイス」(2017年、世田谷文学館、東京)、「ムットーニワールド からくりシアターⅣ」(2018年、八王子市夢美術館、東京)、「ムットーニシアター in HANKYU」(2019年、阪急うめだホール、大阪)、「ムットーニからくりシアター展~機械仕掛けのパラダイスへようこそ~」(2020年、藤枝市郷土博物館・文学館、静岡)、「ムットーニのオルゴールシアター」(2020年、六甲オルゴールミュージアム、兵庫)など。

■観覧無料日:
【展覧会初日】10月9日(土)
【群馬県民の日】10月28日(木)
【初市まつり開催日】1月9日(日)
【展覧会最終日】1月16日(日)
※新型コロナウィルス感染症の感染拡大の状況によっては、開催や内容の変更をさせていただく場合があります。事前に「文学館の最新状況」をご確認ください。

関連イベント:

対談「ああ これはなんという美しい憂鬱だろう」

期間2021年12月04日(土)
時間14時~
会場3階ホール
入場料展示観覧券をご購入ください。
内容「ああ これはなんという美しい憂鬱だろう~ムットーニのからくり文学館」展関連企画として、武藤政彦氏と、俳優で「風船乗りの夢」などムットーニ作品の朗読をされている笠原拓郎氏をお迎えし、作品の制作秘話や、鑑賞のポイントなどを映像をまじえてお話いただきます。
備考対象 一般、先着50名
申込 9月18日(土)9時より前橋文学館へ(Tel: 027-235-8011)
※新型コロナウィルス感染症の感染拡大の状況によっては、開催や内容の変更をさせていただく場合があります。事前に「文学館の最新状況」をご確認ください。
「ああ これはなんという美しい憂鬱だろう ムットーニのからくり文学館」 萩原朔太郎記念・水と緑と詩のまち 前橋文学館
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