「岡 晋吾 陶展―今がまま―」和光ホール

重箱はお重として使うほか、銘々皿のように一人が一段ずつ使うこともでき、重宝します。酒器やぐい呑、高盃は華やかな色合いで、お正月におすすめしたいお品です。 (左から) 瑠璃赤絵白金彩提酒器 税込¥132,000(14.5×11×高さ14.5㎝) 緑釉白金彩青手高盃 税込¥38,500(口径5.5×6㎝) 赤絵窓花文筒ぐい呑 税込¥38,500(口径5.7×6㎝) 緑釉銀彩赤絵蔓草文二段重箱 税込¥550,000(18.8×18.5×高さ14㎝)

名称:「岡 晋吾 陶展―今がまま―」和光ホール
会期:2021年12月8日(水) ~ 2021年12月14日(火)
会場:本館6階 和光ホール
開館時間:10:30~19:00(最終日は17:00まで)
住所:〒104-8105 中央区銀座4丁目5-11
TEL:(03)3562-2111(代表)
URL:和光ホール

輪花大鉢は青磁と黒が象嵌された、とても手間のかかった大作です。菊割長皿の形は古くから古伊万里にありますが、右半分に違う土を混ぜたことで、新鮮な印象を与えます。   (左から) 色絵野花文菊割長皿 各 税込¥17,600(21×11.8×3.5㎝) 白瓷墨彩輪花大鉢 税込¥154,000(径33.3×高さ8㎝)
輪花大鉢は青磁と黒が象嵌された、とても手間のかかった大作です。菊割長皿の形は古くから古伊万里にありますが、右半分に違う土を混ぜたことで、新鮮な印象を与えます。 (左から) 色絵野花文菊割長皿 各 税込¥17,600(21×11.8×3.5㎝) 白瓷墨彩輪花大鉢 税込¥154,000(径33.3×高さ8㎝)
余白を生かして植物が描かれており、まるで日本画を鑑賞しているような美しさを持つ長皿です。植物は抽象化されており、季節を問わずお使いいただけます。   緑釉白金赤絵隅切四方長皿 税込¥88,000(26.5×19.5×3.6㎝)
余白を生かして植物が描かれており、まるで日本画を鑑賞しているような美しさを持つ長皿です。植物は抽象化されており、季節を問わずお使いいただけます。 緑釉白金赤絵隅切四方長皿 税込¥88,000(26.5×19.5×3.6㎝)
安南の染付がほどこされた、花器としては珍しい曲線と直線を敢えて一体化したデザイン。「収納棚にしまいこまず、普段から飾り棚などに飾って眺めても楽しんでいただけたら」と岡さん。  安南染付花器 税込¥110,000(径13.5×高さ22㎝)
安南の染付がほどこされた、花器としては珍しい曲線と直線を敢えて一体化したデザイン。「収納棚にしまいこまず、普段から飾り棚などに飾って眺めても楽しんでいただけたら」と岡さん。 安南染付花器 税込¥110,000(径13.5×高さ22㎝)

佐賀県唐津市に「天平窯」を構える陶芸家・岡 晋吾さんの和光ホールでは初となる個展を開きます。白瓷や染付、色絵、唐津焼などさまざまな技法で作られる器は「料理を盛るだけで絵になる」と多くの料理人から支持されています。「構えて盛り付けるのでなく、料理を入れた瞬間に絵になる器を目指しています。例えば、つるっとした質感の白磁よりも石に30%ほどの土を加えて作る白瓷は柔らかい仕上がりになります。このように少し“不完全”なものにする方が使い勝手がいいようです」。工房は梅や紅葉など緑に囲まれていて、創造力の源になっています。「身近にある自然のなかにあるものを自分なりに昇華させてデザインしています。毎日見ているから、“記憶の色”として再現できるのです」。
今展では、重箱や大きめの花器をはじめ多種多様な器を展覧します。「初めての挑戦ではありますが、気負わず、あるがままの姿をお見せできたら」。人気の作家の“料理が映える器”を間近で見る絶好の機会です。
初日12月8日(水)は予約制にてご案内いたします。
ご予約は12月1日(水)11:00より、こちらから承ります(現在は非公開です)。

ギャラリートーク
岡 晋吾さんと、SIMPLICITY/八雲茶寮代表・緒方慎一郎さんによるギャラリートークを予定しております。
12月11日(土)14:00~
お席のご予約を承ります。
本館地階 (03)3562-2111(代表)

岡 晋吾(おか・しんご)
1958年長崎県生まれ。
1981年佐賀県窯業試験場デザイン科・絵付け科で研修し、その間に出会った料理研究家・志の島 忠さんに薫陶を受ける。
肥前諸窯勤務を経て、1993年独立。
2003年唐津市浜玉町に移転し天平窯を築窯。

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