「―新版画の美― 川瀬巴水 木版画展」アールグロリュー銀座

「―新版画の美― 川瀬巴水 木版画展」アールグロリュー銀座

名称:「―新版画の美― 川瀬巴水 木版画展」アールグロリュー銀座
会期:2021年11月18日(木)→11月24日(水)
住所:〒104-0061東京都中央区銀座六丁目10番1号 GINZA SIX 5F
TEL:03-3572-8886
URL:アールグロリュー銀座

「山中湖不動坂」昭和11年
「山中湖不動坂」昭和11年

川瀬 巴水(明治16年 – 昭和32年)は、衰退した日本の浮世絵版画を復興すべく、新しい浮世絵版画である「新版画」を確立した人物です。
糸組物職商人の長男として生まれましたが日本画家・鏑木清方の門人となり、この時に「巴水」の号を授かりました。同門・伊東深水の<近江八景>を見て木版画に興味を持つと、大正7年に渡邊版画店から塩原三部作を発表。その後も日本各地の旅行先で写生した絵を原画とし数多くの版画作品を刊行し、近代風景版画の第一人者となりました。
日本的な美しい風景を叙情豊かに表現した巴水は「旅情詩人」「旅の版画家」「昭和の広重」などと呼ばれており、海外では葛飾北斎・歌川広重等と並び称される程の人気があります。
このたび世界中から集められた作品の中から、版元・渡邊版画店の眼で厳選された貴重な大正期の作品を含む30点余りの初期摺り木版画作品を展示即売いたします。

「日本風景集 関西篇 高野山鐘楼」昭和10年
「日本風景集 関西篇 高野山鐘楼」昭和10年
「麻生の夕(茨城県)」昭和11年
「麻生の夕(茨城県)」昭和11年
「湯宿の朝(塩原新湯)」昭和21年
「湯宿の朝(塩原新湯)」昭和21年
「旅みやげ第三集 男鹿半島龍ヶ島」大正15年
「旅みやげ第三集 男鹿半島龍ヶ島」大正15年

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る