「オールドバカラ展 ~100年の輝き~」松坂屋名古屋店 美術画廊

「オールドバカラ展 ~100年の輝き~」松坂屋名古屋店 美術画廊

名称:「オールドバカラ展 ~100年の輝き~」松坂屋名古屋店 美術画廊
会期:2021年12月22日(水)→30日(木) 最終日は16時閉廊
会場:第二画廊
住所:〒460-8430 名古屋市中区栄三丁目16番1号
TEL: 052-251-1111
URL: 松坂屋名古屋店 美術画廊

バカラは1764年創業以来、王侯貴族に愛され、高級クリスタルの代名詞として名を馳せています。
クリスタルの王者として君臨し続けるバカラの歴史の中で、特に19世紀後半〜20世紀初頭にかけては、ガラスの加工技術が様々に開発され、職人の研鑽された技術と工夫によって美術作品、多種多様な物造りを手掛けた時代といえます。
19世紀後半に相次いで開催されたパリ万国博覧会でバカラはグランプリを獲得し、世界から注目を集めました。
ヨーロッパ各地から選りすぐりのデザイナー、ガラス職人を集め、それまでの歴史と蓄積された技術を注ぎ込み、当時の最新の流行であったジャポニズムやアール・ヌーヴォー様式を取り入れた、時代を反映した美しい作品が生み出されました。
洗練された魅力をもつ作品は当時のクリスタルの美しさとともに輝きを失うことはありません。
今展ではその19世紀後半〜20世紀前半に制作された約100年の時を超えて輝き続けるオールド バカラの作品を中心にご紹介いたします。
ぜひこの機会にご高覧賜りますようご案内申し上げます。

年表
1764年 フランス東部ロレーヌ地方バカラ村にガラス工場を設立 1816年 クリスタルガラスの製造を始める 1828年 シャルル十世がバカラの工場を訪問
王室用グラスサービス一式を受注 1855年 第1回パリ万国博覧会で金賞受賞 1867年 第2回パリ万国博覧会にて金賞受賞
日本が博覧会に参加
(日本の作品にバカラも刺激を受ける)
1878年 第3回パリ万国博覧会にて金賞受賞
(ジャポニスムがバカラの装飾に大きな変革をもたらす) 1896年 ロシア皇帝ニコライ二世より大燭台やグラスセットを受注 1925年 パリ装飾工業博覧会にバカラ社とクリストフル社の共同パヴィリオンが建設される 1963年 ルーヴル宮内パリ装飾美術館にてバカラ社設立200周年を記念した回顧展が開かれる 1964年 日本支社設立

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