名称:企画展「近代日本の学校体育と運動会」玉川大学教育博物館
開催期間:2021年10月25日(月)~2022年1月16日(日)
休館日:11月17日(水)、18日(木)、
土日祝日及び年末年始(12月25日~1月4日)
但し、以下の日にちは開館します。
11月3日(祝)、13日(土)、23日(祝)、12月11日(土)、1月15日(土)、16日(日)
時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
入場料:無料
主催:玉川大学教育博物館
協力:玉川大学教育学術情報図書館
会場:玉川大学教育博物館 第2展示室
住所:〒194-8610 東京都町田市玉川学園6-1-1
TEL:042-739-8111(代表)
URL:玉川大学教育博物館
日本における学校体育は、明治5(1872)年に頒布された「学制」のなかで、下等小学の科目として「体術」が示されたことに始まります。その翌年に「体術」は「体操」と改称し、やがて学校教育のなかで本格的に取り入れられるようになりました。明治11(1878)年には、文部省が体操伝習所を設立して体操指導法が教授され、明治政府が主導した欧米型の体育教育は、武道や娯楽を中心としたそれまでの日本の運動法を大きく変えていきました。展示では体育教育関係の指導書や教科書、棍棒、亜鈴、球竿といった教具、体操や運動会が描かれた書籍、掛図、錦絵などの資料から、時代ごとの変遷や特徴をご紹介します。
運動会の開催もまた、近代日本の学校教育の特徴です。小学校で行われるようになったのは、明治10年代後半からになります。当時の運動会は、数校が近隣の広い場所に集まり、連合形式で行われていました。その後、明治30年代に体操場の設置が義務づけられると単独の運動会が普及し、しだいに祭りと同じような祭典的催しとなっていきました。
こうした明治期の学校体育関係の資料に加えて、大正・昭和前期の学校教育の流れとともに玉川学園などが導入し普及に努めたデンマーク体操についても、あわせて展示します。
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