テーマ展「武者絵の世界 -人も馬も大あばれ-」馬の博物館

歌川国芳《宇治川大合戦》 縦大判三枚続錦絵 江戸時代後期

名称:テーマ展「武者絵の世界 -人も馬も大あばれ-」馬の博物館
開催期間:2021年11月27日(土)~2022年2月13日(日)
  前期:2021年11月27日(土)~2022年1月10日(月・祝)
  後期:2022年1月14日(金)~2022年2月13日(日)
  ※前期・後期で展示替えを行います。
会場:馬の博物館 第2展示室
開館時間:11:00~16:30(入館は16:00まで)
入館料:大人100円、小・中・高校生30円
  ※障がい者手帳をお持ちの方は無料(介護者は原則1名半額)
  ※毎週土曜日は小・中・高校生無料
会期中の休館日
  月・火曜日(ただし1月10日は開館)
  12月26日(日)~1月4日(火)、1月11日(火)~13日(木)
主催:公益財団法人馬事文化財団
住所:〒231-0853神奈川県横浜市中区根岸台1-3 根岸競馬記念公苑
TEL:045-662-7581
URL:馬の博物館

戦国時代以前の多くの人々にとって、琵琶法師など物語を話す専門の芸能者から語りを聞くことは、歴史を知る手段でした。諸国をめぐって歴史物語を伝えていく琵琶法師らが格好のテキストとして用いていたのが、『平家物語』や『太平記』でした。そのため、これらに書かれた合戦や武士のエピソードは、どこの地域でも知られるようになっていきます。
やがて、歴史物語を元に文芸作品が作られ、浄瑠璃や歌舞伎という形で広められていきます。さらに江戸時代中期頃からは、絵画や版画として人々に楽しまれるようになりました。また、中国から伝わった『三国志演義』や『水滸伝』といった物語も同様に絵画や版画の題材となり、広く親しまれました。
日本において合戦図や著名な武士の肖像画が多く見られるのは、以上のように歴史物語が普及していたからだといわれます。そして合戦が描かれた絵画では、武士とともに馬も活躍を見せているのです。
本展では、源平合戦や戦国時代において活躍した武士や馬のエピソード、『三国志』に登場する豪傑らを描いた浮世絵版画を中心に展示し、画面を縦横無尽にあばれ回る人と馬の雄姿をご紹介いたします。

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