「恩賜賞・日本芸術院賞受賞記念 十一代 大樋 長左衛門 展」横浜高島屋

大樋窯変祭器「尊崇」W37×D15×H21.5cm ©大樋美術館

名称:「恩賜賞・日本芸術院賞受賞記念 十一代 大樋 長左衛門 展」横浜高島屋
会期:2023年6月21日(水)→26日(月)
会場:7階 美術画廊
住所:〒220-8601横浜市西区南幸1丁目6番31号
TEL: 045-311-5111
URL: 横浜高島屋

このたび横浜高島屋美術画廊において「恩賜賞・日本芸術院賞受賞記念 十一代 大樋長左衛門展」を開催させていただく運びとなりました。
大樋長左衛門先生は1958年、金沢市に十代 大樋長左衛門展(現・陶冶斎)の長男としてお生まれになりました。アメリカ留学で陶芸の基礎を学び、帰国後に十代の薫陶を受け大樋窯での作品制作をスタートしました。伝統の継承とともに新しい時代を見据える先生は、建築やデザイン、空間プロデュースなど様々な芸術分野を手がけながら、幅広い視野で陶芸における可能性を模索してこられました。2016年に十一代を襲名されて以降、その活動の幅を更に広げ、近年は漆喰によるペインティングにも精力的に取り組むなど新たな表現にも挑戦しておられます。伝統と現代の共存を体現するスタイルは、革新を続けるまさに大樋家のDNAといえます。また、2021年に日展に出品された「尊崇」は最高賞となる文部科学大臣賞受賞に輝き、益々現代陶芸家としての一面を盤石なものとされています。さらに、2022年8月には日本とハンガリーの芸術文化交流に貢献されたことが高く評価されハンガリー国家勲章を受章。そして本年2023年3月には恩賜賞・日本芸術院賞を受賞され、国際的な活躍の場はさらに広がるばかりです。
本展では大樋家伝統の黒、飴の茶碗をはじめ、当代として独自の表現にも挑戦された渾身の作品の数々を一堂に展観いたします。
「十一代 大樋長左衛門」と「大樋年雄」二つの顔を自在に行き交う作家の新作をこの機会にご清鑑たまわりますようご案内申しあげます。
高島屋美術部

大樋窯変祭器「尊崇」W37×D15×H21.5cm ©大樋美術館
大樋窯変祭器「尊崇」W37×D15×H21.5cm ©大樋美術館

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