「源頼朝の時代 平治物語と源平合戦 展」遠山記念館

「源頼朝の時代 平治物語と源平合戦 展」遠山記念館

名称:「源頼朝の時代 平治物語と源平合戦 展」遠山記念館
会期:2022年4月2日(土)〜2022年5月29日(日)
会場:遠山記念館]
時間:10:00〜16:30 (最終入場時間 16:00)
休館日:月曜日 4月12日、5月10日
観覧料:大人 800円(団体20名様以上640円)
    学生 600円(団体20名様以上480円)
    中学生以下 無料
    ※障害者手帳をお持ちの方は200円割引となります
住所:〒350-0128埼玉県比企郡川島町白井沼675
TEL:049-297-0007
URL:遠山記念館

「平治物語絵巻 六波羅合戦巻(断簡)」鎌倉時代 13世紀 個人蔵
「平治物語絵巻 六波羅合戦巻(断簡)」鎌倉時代 13世紀 個人蔵

平安時代末期、源氏と平氏の武士団は京都宮廷の権力闘争の代理人となり、天下の趨勢を決する存在となります。一度は平氏に敗れた源氏でしたが、流罪となっていた源頼朝が兵をおこし、平氏を破って武家政権を樹立するにいたります。
この間の源氏と平氏の争いは、『平治物語』『平家物語』などとして語り継がれ、文学のみならず美術の主題としても盛んに取り上げられました。
本展では遠山記念館所蔵の重要文化財として知られる源頼朝「消息」に加え、土佐派の扇面絵の優れた作例である「源平武者絵」の36面すべてを公開します。
さらに今回は、新出の狩野養長「平治物語絵巻(摸本)」3巻を初公開します。この摸本は行方不明の「待賢門合戦巻」、バラバラに切断されてしまった「六波羅合戦巻」を再現した、極めて上質な作品です。また特別に「六波羅合戦巻」原本の断簡(個人蔵)を展示しますので、摸本と表現を見比べることができます。

源義朝 狩野養長「平治物語絵巻 六波羅合戦巻(摸本)」江戸時代後期 19世紀
源義朝 狩野養長「平治物語絵巻 六波羅合戦巻(摸本)」江戸時代後期 19世紀
狩野養長「平治物語絵巻 六波羅合戦巻(摸本)」江戸時代後期 19世紀
狩野養長「平治物語絵巻 六波羅合戦巻(摸本)」江戸時代後期 19世紀
源頼朝 「消息」文治3年11月9日(1187) 重要文化財
源頼朝 「消息」文治3年11月9日(1187) 重要文化財
土佐派「源平武者絵(義経坂落)」 江戸時代前期 17世紀
土佐派「源平武者絵(義経坂落)」 江戸時代前期 17世紀
「頼朝石橋山合戦蒔絵衝立」大正~昭和時代 20世紀
「頼朝石橋山合戦蒔絵衝立」大正~昭和時代 20世紀
象彦「片輪車螺鈿蒔絵手箱(模造)」昭和時代初期 20世紀
象彦「片輪車螺鈿蒔絵手箱(模造)」昭和時代初期 20世紀
「源頼朝の時代 平治物語と源平合戦 展」遠山記念館
「源頼朝の時代 平治物語と源平合戦 展」遠山記念館

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る