特別展「北宗定窯醬釉(印)三魚缠枝花纹碗」名古屋東洋官窯陶磁美術館

特別展「北宗定窯醬釉(印)三魚缠枝花纹碗」名古屋東洋官窯陶磁美術館

名称:特別展「北宗定窯醬釉(印)三魚缠枝花纹碗」名古屋東洋官窯陶磁美術館
会期:2022年4月1日(金)〜6月30日(木)
開館時間:9:00~17:00 (入館16:30まで)
料金:一般 2,000円(1,700円)、高校・大学生 1,000円(850円)、中学生以下無料
   ※()内は団体料金(20名以上)
   ※一階駐車場管理事務室にて観覧券をお買い求め下さい。
   ※各種障害者手帳をご提示の方とその同伴者1名は1700円。
   ※学生の方は窓口で学生証をご提示ください。
休館日:土曜日・日曜日・祝日
住所:〒450-0002愛知県名古屋市中村区名駅三丁目26番21号 TOMIビル5階
TEL:052-541-2696
URL:名古屋東洋官窯陶磁美術館

定窯とは
定窯とは中国、宋時代を代表する白磁窯で五大名窯の一つ。窯跡は河北省曲陽県澗磁村にあり、唐末期に開かれ、北宋期に飛躍的に発展する。定窯は、焼成の際に伏せ焼きにするため薄作りに仕上がり、鋭く厳正な形をもつ。伏せ焼きにする際、熔着を防ぐためにあらかじめ口縁の釉薬をはぎ取り、後の工程で口縁には覆輪(金属の輪)をはめ込んだり、白化粧したりする。また素地は象牙白色を呈し、その器面には刻花、印花、劃花、掻落し、貼花、金彩など多くの技法が用いられた。ほかに、色釉を総掛けした黒定、紅定、紫定と呼ぶものもあり、この窯の作品として知られる。定窯は元の時代まで脈々と続いたが次第に丁寧な作りは姿を消したため、北宋時代の作が最も評価が高いとされる。この展示品に使用されている醬釉は柿色釉とも呼ばれ、鉄を着色剤とする高温色の釉薬であり、酸化鉄と亜酸化鉄の合計量が5%以上と高い。他の柿釉と比べ黒釉に近い深く暗い褐色をしており、口縁は白化粧されている。また、器面には印花で紋様が施され、やきものとは思えないほどの優れた写実性と濃淡が見事に表現されている。  
※展示内容は変更になる場合がございます。ご了承ください。
中国・宋 960年〜1279年 五つの名窯を揃えて展示している稀有な美術館として国内外にて話題を集めている世界唯一の美術館です。
ごゆっくりと、ご鑑賞ください。
※「超・傑作たち」と題しました五大名窯は、特別貸切の場合のみ公開を致します。
鑑賞をご希望する方は下記までお問合せ下さい。
何卒ご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
ぜひ足をお運び頂きまして、ご堪能下さいませ。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る