「生誕150年 板谷波山 ― 時空を超えた新たなる陶芸の世界」出光美術館

「生誕150年 板谷波山 ― 時空を超えた新たなる陶芸の世界」出光美術館

名称:「生誕150年 板谷波山 ― 時空を超えた新たなる陶芸の世界」出光美術館
会期:2022年6月18日(土)〜8月21日(日)
開館時間:午前10時~午後4時(入館は午後3時30分まで)
休館日:毎週月曜日(ただし月曜日が祝日および振替休日の場合は開館、翌日休館)
入館料:一般1,200円/高・大生800円
  中学生以下無料(ただし保護者の同伴が必要です)
  ※障害者手帳をお持ちの方は200円引、その介護者1名は無料です
住所:〒100-0005東京都千代田区丸の内3-1-1 帝劇ビル9F
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
URL:出光美術館

近現代陶芸の旗振り役の一人として評価される板谷波山(本名・嘉七、1872 – 1963)の生誕150年を記念して、その生涯と作品を紹介する回顧展を開催します。 彫刻的な技法と釉下彩(ゆうかさい)の技法に加えて、当時欧州で流行していたアール・ヌーヴォーの様式をいち早く受容し、それまでの日本陶磁史にない新しい波山独自の意匠表現を生み出した彩磁(さいじ)や葆光彩磁(ほこうさいじ)。一方で中国陶磁を中心に古典的な東洋の陶磁器をはじめとする工芸品を学習し、そこから青磁、白磁などにも新しい表現を試みました。その表現の幅は一人の陶芸作家により生み出されたとは思えないほど、多様かつ創造性に溢れています。それは西洋や東洋、古典や現代を感じながら作陶し、模倣ではない独自の表現を求めていた軌跡であり、その結果、波山の作品は時空を超えた新しい陶芸の世界を創り出したとも言えます。彼の陶芸による表現の世界観は高く評価され、昭和28年(1953)には陶芸家として初めて文化勲章を受章しました。出光美術館の創設者である出光佐三(1885 – 1981)は、波山のやきもののみならず、その生き様にも魅了され、多くの波山作品を収集したことでも知られています。
本展では、波山の作陶への思いと作品の変遷を辿り、今でも色褪せることのない波山陶芸の魅力を紹介します。
(公式HPより)

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