「浮世絵DESIGN」中山道広重美術館

「浮世絵DESIGN」中山道広重美術館

名称:「浮世絵DESIGN」中山道広重美術館
会期:2022年6月23日(木曜日)から7月24日(日曜日)
休館日:毎週月曜日(ただし7月18日は除く)、祝日の翌日(7月19日)
場所:展示室1(1階)
開館時間:午前9時30分から午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料:大人520円(420円) ※(  )内は20名以上の団体料金
  18歳以下無料
  障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名まで無料
  毎週水曜日はフリーウエンズデー(観覧無料)
  毎週金曜日はフリーフライデー(観覧無料)
住所:〒509-7201岐阜県恵那市大井町176-1
TEL:0573-20-0522
URL:中山道広重美術館

 粋で新しいもの好きな江戸っ子たち。庶民を中心に流通した浮世絵にも、彼らの関心を引き付ける斬新なアイデアが求められました。名所のように繰り返し描かれた画題であっても、アングルを変えたり、人物画と組み合わせたり、一つの画面に複数図をレイアウトしたりと、形式や構成に一ひねりを加えることで、オリジナリティのある目新しい作品へと昇華させたのです。
 また、浮世絵のシリーズ物は、完結後、画帖形式にまとめられて販売されることもありました。画帖に収める画題目録を手掛けたのは、梅素亭玄魚といった意匠家たち。各画題の文字表記を中心とした図案は、作品情報を伝えるだけでなく、人々の目を大いに楽しませました。
 こうした、庶民の購買意欲をかき立てる作品には、絵師たちの細部にわたる創意工夫の跡が認められます。思わず手に取りたくなるような、デザイン性豊かな浮世絵の世界をお楽しみください。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る