市制施行100周年・開館20周年記念 特別展「小茂田青樹展」川越市立美術館

市制施行100周年・開館20周年記念 特別展「小茂田青樹展」川越市立美術館

名称:市制施行100周年・開館20周年記念 特別展「小茂田青樹展」川越市立美術館
会期:2022年10月22日(土曜)から12月4日(日曜)
開館時間:午前9時から午後5時(入場は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(ただし11月14日〔県民の日〕は開館)
観覧料:一般 600円(480円)
   大学生・高校生 300円(240円)
   中学生以下 無料
   ( )内は20名以上の団体料金
   身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳をご持参の方、及びその介護者1名は無料
   着物の日にちなみ、8日、18日、28日に着物で来館された方は団体料金
   11月14日(県民の日)、12月1日(市民の日)、12月4日(12月第一日曜日)は無料観覧日
住所:〒350-0053埼玉県川越市郭町2-30-1
TEL:049-228-8080
URL:川越市立美術館

市制施行100周年・開館20周年記念 特別展「小茂田青樹展」川越市立美術館
市制施行100周年・開館20周年記念 特別展「小茂田青樹展」川越市立美術館
《振分髪》1913年(大正2) 絹本着色 個人蔵
《振分髪》1913年(大正2) 絹本着色 個人蔵

 市制施行100周年・開館20周年記念特別展として、〈小江戸文化シリーズ〉5「小茂田青樹展」を開催いたします。
 日本画が新たな表現を獲得してゆく大正から昭和にかけて最前線で活躍したひとりに、川越が誇る日本画家・小茂田青樹(1891-1933)がいます。現在「蔵のまち」として親しまれている川越の中心地に生まれた青樹は、17歳になる年に上京し、今村紫紅や速水御舟ら気の合う仲間とこれからの日本画を模索する青春期を送ります。その後、再興日本美術院展への挑戦をとおして画家としての確固たる表現に目覚めてゆきますが、一層の活躍を期待された矢先に体調を崩し、41歳という若さで生涯を終えました。
 青樹の歩んだ画道は決して平坦ではありませんでしたが、挫折の末にたどり着いた自然観照に基づく写実性と装飾性の融合、濃密な色彩表現は、唯一無二の個性として現在もなお高く評価されています。
 本展では、各時代の代表作で画業の展開をたどるほか、主に昭和期における作品制作の実態や川越の関係にも迫ります。
 当館では開館1周年以来19年ぶりとなる青樹展です。ルーツである川越の地で、静かながら情感溢れるその芸術世界をご堪能ください。

《出雲江角港》1921(大正10)1月 紙本着色 東京国立近代美術館蔵
《出雲江角港》1921(大正10)1月 紙本着色 東京国立近代美術館蔵
《村道》1923年(大正12)7月 絹本着色 公益財団法人北野美術館蔵
《村道》1923年(大正12)7月 絹本着色 公益財団法人北野美術館蔵
《牽牛花》1924年(大正13) 紙本着色 川越市立美術館蔵
《牽牛花》1924年(大正13) 紙本着色 川越市立美術館蔵
《母子鹿》1928年(昭和3) 絹本着色 滋賀県立美術館蔵
《母子鹿》1928年(昭和3) 絹本着色 滋賀県立美術館蔵
《春の夜》1930年(昭和5) 絹本着色 埼玉県立近代美術館蔵
《春の夜》1930年(昭和5) 絹本着色 埼玉県立近代美術館蔵
《虫魚画巻》1931年(昭和6) 紙本着色 東京国立近代美術館蔵
《虫魚画巻》1931年(昭和6) 紙本着色 東京国立近代美術館蔵
《麦踏》1919年(大正8) 絹本着色 埼玉県立近代美術館蔵
《麦踏》1919年(大正8) 絹本着色 埼玉県立近代美術館蔵

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