「雰囲気のかたち―見えないもの、形のないもの、そしてここにあるもの」うらわ美術館
名称:「雰囲気のかたち―見えないもの、形のないもの、そしてここにあるもの」うらわ美術館
会期:2022年11月15日(火曜日)~2023年1月15日(日曜日)
会期中、一部展示替えがあります。
前期 11月15日(火曜日)~12月11日(日曜日)
後期 12月13日(火曜日)~1月15日(日曜日)
開館時間:10時~17時
金曜日・土曜日のみ~20時(入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(ただし1月9日は開館)、年末年始(12月27日~1月4日)、2023年1月10日(火曜日)
観覧料:一般830(660)円、大高生520(410)円、中小生200(160)円
( )内は20名以上の団体料金
主催:うらわ美術館、東京新聞
住所:〒330-0062埼玉県さいたま市浦和区仲町2-5-1 浦和センチュリーシティ3F
TEL:048-827-3215
URL:うらわ美術館
春のうららかさや早朝の清々しさ。あるいはくつろいだ空間や何かが起こりそうな気配…。私たちのまわりには、姿形はなくてもその場や空間を色づけ、感情や行動に大きく作用する雰囲気と言えるものがあります。それらは時に、空気や佇まい、生気やオーラ、ムードなどと呼ばれることもあるでしょう。そうした、曖昧でうつろい、時に存在さえ示せないものを、美術家たちはどのように描き、写し、形づくっているのでしょうか。
本展では、はっきりと見えないもの、刻々と変わる不定形なものなどを表現した作品を、国内の近現代の絵画や彫刻、ドローイング、映像、写真などで紹介します。美術家たちは感覚を研ぎ澄ませ、流れる大気、周辺の空間や時間、その関係やあり方をとらえようとします。その場を満たす光や粒子、輪郭、あるいは筆致や素材の吟味によって、さらには言葉へつながることによって、物質を超えた存在に形を与えています。
私たちは昨今、ウイルスや情報など、時代をも動かす目には見えないものをより意識するようになりました。そのような中で改めて、私たちのまわりにあって空間を染め、ある力や豊かさが存在する場を、つかみ、作ろうとする美術家たちの表現に触れてみたいと思います。
出品作家
横山大観、菱田春草、中谷芙二子、武内鶴之助、淵上白陽、西亀久二、伊庭靖子、小川芋銭、牛島憲之、瑛九、河口龍夫、若林奮、福田尚代 他
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。