土屋公雄「不確かな輪郭」un petit Garage

《内包 Ⅰ/ Encapsulation Ⅰ》2021/h17xw38xd36cm/自然石・アンティークガラス

名称:土屋公雄「不確かな輪郭」un petit Garage
会期:2022年10月28日〜2022年12月24日
会場:un petit GARAGE
入場料:無料
開館時間:12:00~18:30
休館日:日曜・祝日・隔週土曜 (10/29,11/12,11/26,12/10,12/24 の土曜はオープンいたします。)
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座7-17-1 銀座武蔵野ビル 1F
URL:un petit Garage

只今、un petit GARAGEでは、土屋公雄「不確かな輪郭」展を開催中です。
「不確かな輪郭」
 「内包」シリーズは、様々な種類の自然石が古ガラス(家屋解体時に出た型板ガラス)によって覆われた作品です。石のもつ時間には我々人間の想像をはるかに超えた時間が内在されており、その色や形においても、石自身が守り続けてきた時間、その石が内包した記憶によってつくられた色であり形なのです。さらに石が古ガラスに覆われることで、そのガラスの膜構造と石の間にわずかな隙間が出現します。この隙間は、光を通しわずかな影をつくることで、内側に実在する石の存在をあいまいなものにします。本来物体に輪郭は存在せず、内包される内側の石のカタチも、古ガラスの介在によっておぼろげなものとなるのです。・・・つまりこの世のすべての輪郭や境界とは、常に光とともに揺れ動いているのです。
 今回の展覧会では、石を覆う古ガラスの展開図を様々な角度からのドローイングとして発表しています。

《内包 Ⅰ/ Encapsulation Ⅰ》2021/h17xw38xd36cm/自然石・アンティークガラス
《内包 Ⅰ/ Encapsulation Ⅰ》2021/h17xw38xd36cm/自然石・アンティークガラス

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