名称:「鶴田一郎 美人画展 -ミューズとの再会-」福岡三越
会期:2023年2月15日(水) ~ 2023年2月20日(月) [最終日午後5時終了]
場所:4階 岩田屋三越美術画廊
住所:〒810-8544 福岡市中央区天神2-1-1
TEL:092-724-3111
URL: 福岡三越
このたび、画家・鶴田一郎の個展『鶴田一郎 美人画展 -ミューズとの再会-』を開催いたします。自身が描く美人画に強く影響を受けた琳派や仏画、その琳派や仏画の長い歴史と今現在もその文化が息づく京都。作家活動の集大成のスタートとして福岡から京都に移り住み、絵を描く事、美を創造する事、理想の世界を表現する事、そして、一筆一筆想いを乗せて色を重ねてゆく事、その行為は祈りだと思い、描き続けている鶴田一郎。福岡での開催は10年振りとなります。本展では、美人画を中心に原画・版画をはじめ鶴田一郎の作品約50点を展覧いたします。
鶴田一郎
1954年熊本県天草市生まれ。幼少期から絵を描くのが好きで、多摩美術大学グラフィックデザイン科に進み、イラストレーターを目指す。プロとして描き始めた頃、西洋文化に影響を受けて写実的な作品を描くが、自分は「日本人である」という意識が芽生え、琳派・仏教美術・浮世絵の「美人絵」等、日本独自の美意識に傾倒。その中でアールデコ等のヨーロッパ的な美しさと日本的な美意識が融合し、たおやかで華やかな「鶴田流美人画」が生まれる。1987年から11年間、ノエビア化粧品広告に起用されCMアートの先駆者として世間を魅了。2014年に活動拠点を京都に移し、新たな技法と創造力を進化させている。半世紀に渡り国内のみならず海外での活動も続けている。
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