名称:「今井俊介 スカートと風景」東京オペラシティ アートギャラリー
会期:2023年4月15日(土)〜2023年6月18日(日)
会場:東京オペラシティ アートギャラリー ギャラリー 1, 2
時間:11:00〜19:00 (最終入場時間 18:30)
休館日:月曜日 ただし5月1日は開館
観覧料:一般 1,400円(1,200円)
大・高生 800円(600円)
中学生以下 無料
※同時開催「収蔵品展076 寺田コレクション ハイライト(前期)」「project N 90 山口由葉」の入場料を含みます
※( )内は各種割引料金。障害者手帳をお持ちの方および付添1名は無料
※割引の併用および入場料の払い戻しはできません
住所:〒163-1403東京都新宿区西新宿3-20-2
TEL:03-5777-8600
URL:東京オペラシティ アートギャラリー
鮮やかなストライプが印象的な絵画シリーズを手がける今井俊介(1978-)は、具象と抽象、平面と立体、アートとデザインという境界を軽やかに行き来しながら、表現の探究を続けてきました。独自のポップな色彩感覚で、波や旗のようにも見えるイメージを表した絵画シリーズは、ある時ふと何気なく目にした知人の揺れるスカートの模様や、量販店に積み上げられたファストファッションの色彩に強く心を打たれた体験が原点となっています。
ストライプや水玉といった単純な色と形の組み合わせによる模様をランダムに配置し、さらにそれらが歪んだり波打ったりすることで生まれる形態をキャンバスに描きだす今井の制作は、絵画の基本要素である色や形、平面性への考察に基づいており、今井は絵画の根本的な意味やその可能性を問い続けています。
本展は、2022年に丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で開催された、美術館における初めての個展を、東京に巡回します。本展ではストライプの絵画に至る過程ともいえる作品群を新たに加え、初期作品から新作まで、絵画を中心に、立体や映像、インスタレーションなど、さまざまな表現をあわせてご紹介します。
視覚情報が溢れる現代社会を生きる私たちが、今井の生み出す色と形の新鮮なリズムを通して、身体的な感覚をひらく展覧会となることでしょう。東京オペラシティアートギャラリー2023年度の幕開けに、色鮮やかな作品が並びます。どうぞご期待ください。
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