「中国の銅鏡」白鶴美術館

「中国の銅鏡」白鶴美術館

名称:「中国の銅鏡」白鶴美術館
会期:2023年3月4日(土)〜2023年6月4日(日)
会場:白鶴美術館
時間:10:00〜16:30 (最終入場時間 16:00)
休館日:月曜日 
   ※月曜日が祝日と重なる場合は、翌平日が休館
観覧料:大人 800円
   65歳以上・大学・高校生 500円
   中・小学生 250円
   ※大人・大学・高・中・小学生団体20名以上は2割引
住所:〒658-0063兵庫県神戸市東灘区住吉山手6-1-1
TEL:078-851-6001
URL:白鶴美術館

螺鈿鴛鴦宝相華文八花鏡(らでんえんおうほうそうげもんはちかきょう)
唐時代 D.24.6㎝
螺鈿鴛鴦宝相華文八花鏡(らでんえんおうほうそうげもんはちかきょう) 唐時代 D.24.6㎝

唐時代をピークとする中国の銅鏡。様々な素材と技術を駆使して、描きだされる背面の美しい文様のなかから、今回は鳥・獣に注目してみます。
鏡のなかの「鳥」文:
鏡に登場する鳥には鴛鴦(おしどり)や鶴、鴨などがいますが、この多くは番(つがい)で表され、また時に綬帯(じゅたい)と呼ばれる紐を銜(くわ)えています。これらは円満や繁栄を象徴する吉祥を示します。また、螺鈿(らでん)を用いた鏡では、鳥の文様が頻出する傾向にあります。鳥文を表す鏡の諸相についてご紹介し、その役割について探求していきます。
鏡のなかの「獣」文:
鏡の獣文として、龍や麒麟(きりん)、鹿や馬などがみられますが、例えば獅子は、ペルシアなど西アジアで描かれてきたライオンがモティーフとなっています。鬣(たてがみ)を持つ勇壮な姿は、まさに百獣の王。中国において、ライオンはそれまで描かれてきた四脚の獣文にも取り込まれ、多様な姿で表されました。幻獣・神獣として表される「獣」たちの姿を鏡のなかにみていきます。

金銀平脱花枝鳥獣文八花鏡(きんぎんへいだつかしちょうじゅうもんはちかきょう)
唐時代 D. 22.0㎝
金銀平脱花枝鳥獣文八花鏡(きんぎんへいだつかしちょうじゅうもんはちかきょう) 唐時代 D. 22.0㎝
銀貼鍍金鳥獣華文八稜鏡(ぎんばりときんちょうじゅうかもんはちりょうきょう)
唐時代 D. 15.2cm
銀貼鍍金鳥獣華文八稜鏡(ぎんばりときんちょうじゅうかもんはちりょうきょう) 唐時代 D. 15.2cm

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「平山郁夫のメッセージ」平山郁夫美術館
  2. 津田友子 「記憶は動く」白白庵
  3. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
ページ上部へ戻る