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『呉氏三代展』 2007.05.04更新
帝政・民国・共和国と中国激動の百年を経て、私たちは三代に渡り政治と文化の渦に巻き込まれ、中国百年の栄華と苦難を目の当たりにしてきた一族と言えるでしょう。祖父 呉瀛は著名な学者、書画の大家で、中国故宮博物院の創立メンバーの一人でもありました。当時のまさに秀才誉れ高き人物であったと聞いております。父の 呉祖光、母の 新鳳霞は、戯曲、文学書画の分野では、中国において知らない人はいない存在です。私は幼いころから一族の薫陶を受け、3歳より書画を学び始めました。現在は中国政治協商委員会に籍をおき、世界華人書画蒐集家連合会の代表をしております。昨年、北京にて、安倍晋三氏ご夫妻に接見する栄誉をいただきました。その後、安倍氏が日本の首相になられ、訪中いただくことにもなりました。その後の日中両国の関係が、ますます良い方向へと向かってゆく様を私は自分の日で見てゆくことになることに、大いなる喜びと期待を抱いております。
このたび、日本中華年組織委員会の招きにより『呉氏三代展』を開催する運びとなりました。これは非常に光栄なことだと感謝しております。歴史とは人類とともに刻まれてきたものであり、過去にどんな大きな矛盾や困難がおこっても、私たちは問題を解決していけると思っております。胡錦涛中国国家主席は、“調和のとれた社会とは人類の永遠のテーマである方と提唱しています。私もすでに54歳、日中両国の友好が世代をこえ続いてゆくことを願い、この展覧会がその一助となることを祈願してやみません。多くの皆様に同展をご覧いただければと思っております。2007年2月 北京にて 呉歓
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