考古用語辞典 A-Words

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斎宮 2007.04.22更新

斎宮

【和:さいきゅう
【中:Qi gong
明・清|天壇>斎宮

  天壇の西天門内南側にある。天壇に来て天を祭り、五穀豊穣を祈る皇帝が沐浴したところ。敷地面積は4万m2で、周囲は2重の御溝で囲んでおり、御溝に沿っては、長さ163間の長い廊下が建てられた。斎宮は「小さな故宮」の称がある。全部で60あまりの部屋のうち、本殿、寝宮、鐘鼓楼などは主要建物である。宮城も建てられてある。これを囲む城壁は2重からなり、外側のものは「磚城」、内側のものは「紫牆」とそれぞれ呼んだ。外城は防御施設として設けられ、4隅には宿直部屋がある。内城は前、中、後の二部分に分かれる。前半は本殿を中心とし、後半は皇帝の寝宮である。中部は細長い庭で、両端には大監の宿直部屋がある。東北部鐘鼓楼の大和領は、明の成祖を永楽帝が在位したときに鋳たもので、天を祭る行事が始まり、皇帝が斎宮から立ち園丘壇に到着するまでは鐘を叩き、そして行事が終わるときは、再び鐘を叩いて式の終わるのを告げる。出所:中国世界遺産「天壇」

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