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皇穹宇 2007.04.22更新
【和:こうきゅうう】 |
【中:Huang qun yu】 |
明・清|天壇>皇穹宇
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天壇の園丘壇の真北にある皇穹宇は、明の嘉靖九年(1530年)に築かれた円形のレンガと木造の宮殿である。青い瑠璃瓦を敷いた単層の屋根を頂き、白色の須彌座の上に立った佇まいは、まるで開けた大きな傘のようで、壮麗で美しい。全体は8本の柱で支えられ、上には横桁など用いなかった。多くの升形を畳んでできた天丼は、だんだん中心部に集まるように集中し、中央部に丸い形の藻井、つまり天丼を形成させた。殿内は緑の色を基調とし、金色の竜の図案は華麗で光り輝く。本殿に上る段階は3つの石を用いた。回音石と呼ばれたもので、最初の1つの上に立って1回手を叩けば、1回のこだまが聞こえてくる。2番の石の上に立って1回手を叩けば、2回のこだまが聞こえ、そして3つ目に立って1回手を叩けば、3回のこだまが聞こえてくる。殿内真ん中にある石台宝座は、「皇天上帝神」の位牌を祭ったところで宝座前両脇の石台は、歴代皇帝の祖先の位牌を祭ったところである。殿外の東西には脇殿がある。 日月星晨と雲雨風雷諸神の位牌を祭ったところである。現在の様子は最初ままのもので、展示されている蝋人形は、清代の天神祭祀行事の担当役人である。出所:中国世界遺産「天壇」
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