西周 
山西省曲沃県曲村出土
a．戈 長21.3cm、寛4.1cm
　胡がなく、内はまっすぐである。援〔刃部〕の中央は鎬があり、内には1孔がある。内の端部には蚕状の文様が飾られている。
b．鏃 高5.3cm
双翼倒刺式。背の中央に鎬が付き、円錘状の脚が付く。
C.矛 長21.3cm、寛3.6cm
　身は短葉形で、中央に凸起がある。袋部は断面が精円形で、袋端には半環状の耳が左右に付く。
d．剣 長21.5cm、寛3.6cm
　身は柳葉形、刃部はわずかに内湾している。刃部の背には凸起があり、夔文が装飾されている。剣の形態は巴蜀式兵器に近いものであり、この剣は巴蜀式兵器である可能性がある。出所：「中国の考古学展-北京大学サックラー考古芸術博物館所蔵」

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