考古用語辞典 A-Words

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彩陶魚文鉢  2008年10月11日(土)更新

彩陶魚文鉢
【和:さいとうぎょもんはち
【中:Cai tao yu wen bo
新石器時代|陶磁器>彩陶魚文鉢

新石器時代(仰韶文化 半坡類型)
口径25.2cm 高9.2cm
1981年甘粛省秦安県王家陰窪出土
甘粛省文物工作隊蔵
  細泥紅陶。円底,黒彩。口縁部を黒く塗り,連なった二つの魚文が腹部に描かれ,その線はなめらかで,簡潔なタッチである.王家窪出土の泥質陶器は特に変わっている.円底の鉢や盌などの陶片の断面を見ると,たいてい縦列の薄い層になっていて,一般に3,4層あり,各層の厚さは均―である.これによれば,王家陰窪出土の盆・鉢・盌などの陶器は多分,型塗法によって造られたらしい。しかし, 口縁は回転盤による仕上げを行ない,盆・鉢は回転盤を利用して口縁の外側に粘上の紐をまきつけて口縁を作った。出所:「黄河文明展」

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