考古用語辞典 A-Words

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彩陶円点・網文壺  2008年10月12日(日)更新

彩陶円点・網文壺
【和:さいとうえんてん・あみもんつぼ
【中:Caitao yuandian・wangwen hu
新石器時代|陶磁器>彩陶円点・網文壺

(腰のくびれたつば)
新石器時代(馬家窯文化 馬家窯類型)
口径13cm 高28.5cm
1978年青海省民和県出土
青海省文物考古研究所蔵
  口縁は外側に折れ,先端はわずかに巻く.長頸,なで肩,平底 橙色の上に黒彩.口部に変形葉文が飾られ,頭部と肩部に弦文がある。主体の文様は腹部の弦文三条の上と下にある.上部は,円形・弧線三角・円点・網文から成る4組の図案が連続し,円形内に3本線の十字文がつけられている.下部には波文と円点文があしらわれている。下腹部にも弦文がある.磨きは精緻で,全体に彩色が施され,文節は均整がとれ,色彩は鮮やかである。出所:「黄河文明展」

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