考古用語辞典 A-Words

時代別順

旧石器時代
新石器時代
神話時代
殷・周時代
春秋戦国
秦・漢・三国
晋・南北朝
隋・唐・五代
宋・遼・金・元
明・清

分野別順

基本用語
青銅器
陶磁器
金銀・玉器
石器・ガラス
彫刻・書画
絹・衣類
建造物・遺跡・墓
歴史名城
歴史人物
研究機関
研究者
面白テーマ

獣面文卣  2008年10月15日(水)更新

獣面文卣
【和:じゅうめんもんゆう
【中:Shou mian wen you
殷・周時代|青銅器>獣面文卣


(酒つぼ青銅製)
商時代中期
口径12cm 高50cm 重10.4kg
1982年河南省鄭州市出土
河南省博物館蔵
  蓋の頂きは隆起し,茸形のつまみがある 肩部に吊り手があり,一端にある鎖が蓋のつまみと連なっている。卣口は小さく,深くふくらんだ腹は下ですぼまって円底となっている.圏足.蓋には夔文,つまみの頂きは渦文.吊り手の両端は蛇頭状に作られ, 吊り手の表間には菱形文が連なる.頸部は菱文を組み合わせた「饕餮文」で,上下を雲雷文で区切る 腹部は縦向きの夔文からなる「饕餮文」2組。圏足には円圏文にはさまれた雲雷文帯があり,四つの透かし孔がある。出所:「黄河文明展」

Copyright 2006 abc0120 All rights reserved.