考古用語辞典 A-Words

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「右征尹」罍  2008年10月19日(日)更新

「右征尹」罍
【和:「ゆうせいいん」らい
【中:[You zheng yin]lei
春秋戦国|青銅器>「右征尹」罍


(酒だる)
青銅器
戦国時代
口径22.3cm 高30cm 重12.2kg
1954年山東省泰安市出土
山東省博物館蔵
 圏足形の銀(つまみ).円い蓋.角ばった口縁 短い頸.円い肩。肩に獣形の耳が一対, 2つつながった環をくわえる 。円い腹は下でひきしまる。平底.蓋の上・腹部に円堆文・蟠螭文および羽状文を飾る。口縁に「右征尹」の3字銘がある.これはた国の銅器である.発見の地点から見て,楚国の貴族が泰山を祭った際の用器と思われる。重厚な造り,複雑な装飾で,美しく気品がある。出所:「黄河文明展」

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