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市河米庵 2009年3月6日更新
【和:いちかわべいあん】 |
【中:Shi he mi an】 |
歴史人物|>市河米庵 |
(一七七九-一八五八)
幕末の三筆の一人。江戸京橋生まれ。亥年、亥日、亥刻の生まれのため、名を三亥という。字は孔陽、小春。米芾を敬慕するところから米庵と号し、別に楽斎、半筆斎、小山林堂の斎号がある。幼少から父寛斎の薫育をうけ、林述斎、柴野栗山に儒学、詩文を学んだ。書は始め特明院家へ入門したが、宋の米芾に私淑、のち長崎で清人胡兆新より書法を得、さらに晋唐・明清の書を学んで、雄渾な書風を確立した。晩年は大名、僧侶、女性など五千人の門弟に書道を教授したという。(書の鑑賞用語)出所:書の至宝-日本と中国2006
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