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藤原行成 2009年3月6日更新
【和:ふじわらのこうぜい】 |
【中:Teng yuan xing cheng】 |
歴史人物|彫刻・書画|>藤原行成 |
(九七二-一〇二七)
平安時代中期の能書。三跡の一人。父は右近衛少将義孝、祖父は一条摂政伊尹。正二位・権大納言。三条・後一条朝の大嘗会の悠紀・主基の屏風の色紙形、内裏の殿舎・門などの額字をはじめ、願文、除目の大間書など、華々しい能書活動の記録を残す。奈良朝以来の王義之書法と、私淑した小野道風の書法を根幹にした優麗典雅な彼の新しい書は、権跡(権大納言の筆跡の意味)と呼ばれ、それまでの唐風の書に対し、日本風の書、すなわち和様の完成者として位置づけられている。(書の鑑賞用語)出所:書の至宝-日本と中国2006
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