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良寛 2009年3月6日更新
(一七五八-一八三一)
江戸時代後期の禅僧。越後出雲崎の名主、山本次郎左衛門(俳号以南)の長男として誕生。以名は栄蔵、のち文孝。字は曲。十八歳で光照寺の玄乗破了に参禅。二十二歳で剃髪、大愚良寛と号し、三十三歳で印可を受けた。寺を持たず、托鉢の日々を送り、国上山の五合庵、麓の乙子神社境内、晩年は島崎の木村元右衛門宅と移り、ここに歿した。書は小野道風筆と伝える「秋萩帖」、懐素の「自叙帖」などを学んだもので、飄々とした筆致で脱俗の趣があり、みる者を魅了している。(書の鑑賞用語)
出所:書の至宝-日本と中国2006
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