日本・ポーランド国交樹立100周年「記念切手原画展」ナガサキピースミュージアム

日本・ポーランド国交樹立100周年「記念切手原画展」ナガサキピースミュージアム

名称:日本・ポーランド国交樹立100周年「記念切手原画展」ナガサキピースミュージアム
開催期間:2021年4月20日(火)~5月16日(日)
開館:9:30~17:30(最終日は14:00閉館) 入館無料
休館日:4月26日(月)、5月6日(木)、10日(月)
住所:〒850-0921 長崎県長崎市松が枝町7-15
TEL 095-818-4247
URL:ナガサキピースミュージアム

ポーランドゆかりの長崎で、日本との国交樹立100周年を記念して発行された記念切手の原画展がナガサキピースミュージアムで始まりました。
100年前、ポーランドを追われてシベリアに流れた“シベリア孤児”の救済物語を背景にしたヒューマニティな企画で、当時からの関りを持つ社会福祉法人・福田会(ふくでんかい*東京都)の主催です。日本の外務省・駐日ポーランド大使館・日本赤十字社などが後援しています。
19世紀から20世紀初頭にかけてロシア革命や内乱の最中、シベリアに追われていたポーランドの人たちは住む家もなく身一つで避難民となり、飢餓に加えまん延する伝染病で命を落とし多くの孤児が生まれました。1918年11月ポーランドは独立を回復しますが、交通機関の不備などで帰国は叶いませんでした。1919年3月、日本はいち早く独立を承認し交流開始。その波に乗って日本赤十字は子どもたちの救出に手を差し伸べました。総数は800人余りと伝えられており、内、375人の収容先として宿舎を無料で提供したのが日本で最初に児童養護施設を運営した福田会<1876年創立・当時は福田会育児院>でした。子どもたちは健康を回復後1922年までには、独立を達成した母国へ帰還しましたが、この歴史はポーランドでは今に至るまで語り継がれています。

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