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陶鷹尊 2007.07.10更新
【和:とうようそん】 |
【中:Tao ying zun】 |
新石器時代|陶磁器>陶鷹尊
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新石器時代(仰韶文化)
1959年陝西省華県太平荘出土
陶器
高さ35.8cm
中国国家博物館
鋭いくちばしを持ち、大きく見開いた目でどこかをじっと凝視しながら、羽を閉じて悠然と立つ鷹形の尊(酒器)である。嘴の大きさ、目の位置、肩の盛り上がり具合などからみて、イヌワシを模したものと思われる。両足は太くて短く、尾は板状を呈していて、両足とともに3点で器を支えている。背には口が開き、尊のなかは空洞で、そこに酒などを入れた。この尊は女性の某の副葬品で、その女性が集団のなかで特別な存在であったことがうかがえる。出所:「世界四大文明・中国文明展」
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