倪元璐筆
一幅
絖本墨書
縦.百八・二 揃四三・一
明時代 十六-十七世紀
上海博物館
倪元璐(一五九三~一六四四)の書法は、はじめ蘇軾(一〇三六~一一〇一)と王羲之(三〇二~三六一)を学び、後に顔真卿(七〇九~七八五)の影響を受けたといわれる。これは彼の書法に奥深さと遒媚の姿態を身につけさせることとなったのである。
この作品は行間をあけ、字間を詰め、蒼勁な用筆と遅速をつけたリズムは屋漏痕の運筆である。撓めたり、こすりつけたり、かすれさせたりする用筆から、十分な動きの中にも苦渋で勁く、躍動感の中に骨力のある書風となっている。この作品は「元璐」と記し、「倪元璐印」(朱文印)「太史氏」(白文印)が押されている。" />
行書五言律詩軸とは【ぎょぅしょごごんりつしじく】2009年03月20日 更新 - 意味・解説 : 考古用語辞典 Archeology-Words
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行書五言律詩軸 2009年3月20日更新
【和:ぎょぅしょごごんりつしじく】 |
【中:Xing shu wu yan lu shi shou】 |
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倪元璐筆
一幅
絖本墨書
縦.百八・二 揃四三・一
明時代 十六-十七世紀
上海博物館
倪元璐(一五九三~一六四四)の書法は、はじめ蘇軾(一〇三六~一一〇一)と王羲之(三〇二~三六一)を学び、後に顔真卿(七〇九~七八五)の影響を受けたといわれる。これは彼の書法に奥深さと遒媚の姿態を身につけさせることとなったのである。
この作品は行間をあけ、字間を詰め、蒼勁な用筆と遅速をつけたリズムは屋漏痕の運筆である。撓めたり、こすりつけたり、かすれさせたりする用筆から、十分な動きの中にも苦渋で勁く、躍動感の中に骨力のある書風となっている。この作品は「元璐」と記し、「倪元璐印」(朱文印)「太史氏」(白文印)が押されている。出所:書の至宝-日本と中国2006
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