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篆書詩経四屏 2009年3月21日更新

篆書詩経四屏
【和:てんしょしきょうしへい
【中:Zhuan shu shi jing si ping
明・清|彫刻・書画|>篆書詩経四屏

呉熙載
四幅
紙本墨書
各縦一二八・三 横三二・六
清時代・十九世紀
上海博物館
 呉熙載(一七九九~一八七〇)は包世臣(一七七五-一八五五)の弟子で、行草は包世臣を学び、師に迫るほどであったと伝えられる。隷書、篆書および篆刻は鄧石如(一七四三-一八〇五)を宗とし、特に篆刻は鄧石如の流派を発展させる功績を残した。呉煕載は篆書作品がすぐれていると世に称された。特徴は点画が伸びやかな中にも飄逸なムードや、縦長の気取った結体である。またゆったりとしてみえる運筆は重厚さに欠けるところもあるが、生き生きとした魅力がある。これは乾隆、嘉慶時代の後の謹厳で整った篆書の中でも貴ぶべきものである。  出所:書の至宝-日本と中国2006
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