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飲中八仙歌屏風 2009年3月22日更新

飲中八仙歌屏風
【和:いんちゅうはっせんかびょうぶ
【中:Yin zhong ba xian ge ping feng
彫刻・書画|>飲中八仙歌屏風

池大雅
八曲一隻
紙本墨書
各扇縦一一六・〇 横三二・○
江戸時代・十八世紀
根津美術館
 これは、池大雅(一七二三-七六)が唐の詩入杜甫の詩「飲中八仙歌」を揮毫したものを、八曲屏風に仕立てたもの。この詩の八仙とは、李白賀知章・李適之・崔宗之・汝陽王李璡・蘇普・張旭・焦遂のこと。こよなく酒を愛しまた愛された八人の酔趣を彷彿させる古詩として古来著名である。池大雅は文人画家として知られるが、書にも才能を発揮し、古典に学び、篆・隷・楷・行・草の各書体をよくした。同時代の柴野栗山によれば、とくに草書に優れたとの評がある。その書は、気宇壮大な書風で脱俗の趣にとみ、この作品は大雅の遺墨中でも出色のできを示す。「三岳道者(大服の号)酔書」という落款からは、大雅もともに酔郷に遊んでいることがうかがわれる。出所:書の至宝-日本と中国2006
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