考古用語辞典 A-Words

時代別順

旧石器時代
新石器時代
神話時代
殷・周時代
春秋戦国
秦・漢・三国
晋・南北朝
隋・唐・五代
宋・遼・金・元
明・清

分野別順

基本用語
青銅器
陶磁器
金銀・玉器
石器・ガラス
彫刻・書画
絹・衣類
建造物・遺跡・墓
歴史名城
歴史人物
研究機関
研究者
面白テーマ

黄地緑彩雲龍文水注 2010年1月12日更新

黄地緑彩雲龍文水注

【和:こうじりょくさいうんりゅうもんすいちゅう
【中:Huang di lu cai yun long wen shui zhu
明・清|陶磁器|>黄地緑彩雲龍文水注

明時代・永楽(1403-1424)
1983年景徳鎮市珠山明御器廠址出土
h:12.4cm
EWER
White Porcelain with lncised Dragon
Dcsign against Yellow Glaze
Ming Dynasty,Yongle Period(1403-1424)
 器形は”白磁暗花雲龍文水注”と同じである。器身には黄地に刻花緑彩の雲龍二体を表わす。胴部裾と蓋面にはラマ式蓮弁文が廻らされている。注口と高台には唐草文を飾る。錐花文様に低火度黄緑釉を塗りつめるという装飾(即ち胎土に文様を陰刻し、低火度黄継釉を塗りわけ、再び800℃前後の温度で焼成する方法)の例は永楽以前に見られない。宣徳期の豆彩器に用いられている、錐花文様に低火度色釉を塗りつめるという装飾方法は、永楽期の技注を受け継いで発展させたものである。出所:皇帝の磁器-新発見の景徳鎮官窯
関連用語:

Copyright 2006 abc0120 All rights reserved.