名称:「彩られた紙—料紙装飾の世界—」大倉集古館
開催期間:2021年4月6日(火)~6月6日(日)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
開館時間:10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)入場料:一般 1,000(900)円
高大生 800(700)円
*( )内は20名以上の団体料金
*中学生以下無料
*障がい者手帳、被爆者手帳をご提示の方と同伴者1名は無料
主催:公益財団法人 大倉文化財団・大倉集古館
〒105-0001東京都港区虎ノ門2-10-3
TEL:03-5575-5711
URL:大倉集古館
料紙とは一般に書に用いる紙をいいます。本展では、絵画の紙も含め、料紙を加工した「彩られた紙」の展示を行います。
彩られた紙には様々なものがあります。湿らせて叩くことで滑らかにする「打紙」、文字に変化を与えるため凹凸に加工した紙、そして、色紙に金銀を蒔くなど、華やかに装飾された紙などがあります。
たとえば国宝「古今和歌集序」は、布目を付けた紙の上に胡粉を塗り、吉祥文様を摺り出した紙(唐紙)を、色と文様の組み合わせを工夫して巻子に仕立てています。
本展では、奈良時代の荘厳な写経である「大聖武」をはじめ、王朝貴族の栄華を伝える「古今和歌集序」や「石山切」、江戸絵画として再評価されつつある大津絵、「平家納経」を精巧に再現した田中親美の模本にいたるまで、マイクロスコープの拡大画像とともにご紹介いたします。
人々の願いや美意識が反映された各時代の料紙装飾に光をあて、託された祈りや夢、そして美の移り変わりを探ります。
フランス人間国宝(メートル・ダール)のシルヴァン・ル・グエンによる、扇も特別公開いたします。
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